ぐう せい
木戸 孝允
天保四 (1833) 〜 明治十 (1877)

才子恃才愚守愚

少年才子不如愚

請看他日業成日

才子不才愚不愚
さい さいたのまも
少年しょうねん さい なるに如かず
じつ ぎょう るの
さい さいならず ならず

才子は自分の才をたのんで勉強することをせず、愚者はかえって黙黙と勉強をする。
少年時代は才子であるより愚であったほうがよい。
後年、功を成す人を見れば、少年時代の才子でなく、かえって愚といわれた人に多いのである。