小倉山の紅葉よ 心あるならば
その美しさを そのままに
どうか散らずにいておくれ
もういちど 帝の行幸があるはず
その晴れの日を待っていておくれ


小倉山

 峰のもみぢ葉 こころあらば

  今ひとたびの みゆき待たなむ

               貞信公