風が荒々しく吹くものだから
草木は萎れてしまう
なるほどな 荒々しいから
「あらし」とは よういうたもの
さてまた
山風と書いて
嵐と訓むとは
むはははは
これも納得・・・・・
とはいうものの
秋の山風の 身に泌むことわいな


吹くからに

 秋の草木の しをるれば

  むべ山風を 嵐といふらむ

               文屋康秀