○名古屋城==名古屋城は、徳川家康が西南諸大名に命じて慶長十四年 (1609。江戸幕府成立は1603)
に着工し、同十九年に完成した。
尾張徳川の居城で、天守閣は加藤清正が造営したもの。 閣上には金の鯱を飾ってある。
第二次大戦中、昭和二十年戦火に見舞われ、本丸御殿の障壁画などを除き、建物の大半を焼失したが、同三十四年に再建され、大天守・小天守ともに復元された。
○金鱗==金で作ったうろこ。金に輝くしゃちほこ。
○燦爛==キラキラ光り輝くさま。
○高甍==高いいらか。名古屋城の高い瓦屋根。
○金湯==金城湯池 (キンジョ ウトウチ) (金で作ったような堅固な城と、湧き立つ湯をたたえて人の近寄れぬような池。堅固な備え)
の略。
○名城==秀れた城。
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