| 慈
烏
其
の母
を失
い    ?
?
として哀音
を吐
く昼
夜
飛
び去
らず     年
を経
て故
林
を守
る
 夜
夜
夜
半
に啼
き     聞
く者
為
に襟
を沾
す
 声
中
告
げ訴
うるが如
し  未
だ反
哺
の心
を尽
さざるを
 百
鳥
豈
母
無
からんや   爾
独
り哀怨
深
し
 応
に是
れ母
の慈
重
く   爾
をして悲
しみに任
えざらしむるなるべし
 昔
呉
起
の去
る有
り    母
歿
して喪
に臨
まず
 哀
しい哉
此
の如
き輩
   其
の心
禽
にも如
かず
 慈
烏
復
慈烏         鳥
中
之
曽
参
なり
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