朝日が香炉爐峰を照らし、立ちのぼるもやとともに紫色に美しく見える。 また、はるかに大きな滝が、長い川をたてかけたように流れ落ちているのが見える。 その滝はまっすぐに流れ落ちる。高さは三千尺もあるだろうか。 ちょうど、天の川が空から流れ落ちているかと思われるほどである。