(通 釈) 花は何のたくらむ心なく香りをただよわせて蝶を招き、蝶は、何の求むる心なく花を尋ねて舞うのである。 このように、花が開く時には蝶が来たり舞い、蝶が来たり舞う時に花は咲き香るのである。 これが自然の有りのままの姿なのである。