のうあわれ
李 紳
中唐 (? 〜 846)
鋤禾日當午

汗滴禾下土

誰知盤中?

粒粒皆辛苦
あた
あせしたた つち
たれ らんばん ちゅうそん
りゅう りゅう みな しん なることを

水田を耕し草取りをしていると、真昼の太陽が容赦なく照りつける。
為に馳せは吹き出て稲のしたの土にしたたり落ちる。
この盤の中の飯の一粒一粒が、みな農民の厳しい労苦の結晶であるということを、一体誰が知っているであろうか。