「豹は死して皮を留む、人は死して名を残す」というのは決して偶然のことではない。 大楠公楠正成が戦死をと げた湊川の遺跡は、その川の流れが天までつづいているように、いつまでも残るだろう。 人生には限りがあるが、その人の残した功績は、尽きることがない。 大楠公の、この上ない忠誠は永久に伝わっ て消えることがないだろう。