じゅう しち
大塩 平八郎
寛政五(1793)〜天保八(1837)

臥薪嘗膽幾辛酸

一夜劔光映雪寒

四十七碑猶護主

凜然冷殺奸臣肝
薪嘗膽幾辛酸しんしょうたんいくしんさん
いち 剣光雪けんこうゆきえい じてさむ
十七じゅうしち 猶主なおしゅまも
凜然冷殺りんぜんれいさつ奸臣かんしんかん

赤穂四十七士は主君の仇を討つべくさまざまに苦心したが、とうとうその思いがかなって、雪の夜に白刃を揮っ て仇の首を打ち、主君の墓に供えた。
その四十七士の墓は泉岳寺の主君の墓の側に並んで、今なお主君を護っている。
その誠忠は凛として百世奸 臣どもの心肝を冷やしているのである