続 吟 剣 詩 舞 漢 詩 集


 
吉 村 寅 太 郎
松口 月城
一片の丹心意気豪なり

尊皇憂国身を思わず

 吉野山

   風にみだるる もみぢ葉は

     我が打つ太刀の 血煙と見よ

寡兵払い難し雲霞の敵

吉野山辺忠血紅なり