続 吟 剣 詩 舞 漢 詩 集
田 原 坂 陣 営 作
別府 晋介
植木の嶮田原坂の塁
崎嶇たり百戦草皆殷し
義師東のかた中原を定むるの後
踏み破る朝鮮の山又山
立 山 を 望 む
国分 青
夢に名山を見ること四十年
暮に山麓に投ずれば只雲煙
天明日出でて驚き相揖すれば
玉立せる群仙我が前に在 り