続 吟 剣 詩 舞 漢 詩 集
静
(
しずか
)
御
(
ご
)
前
(
ぜん
)
頼 山陽
工
(
く
)
藤
(
どう
)
の
銅
(
どう
)
拍
(
ひょう
)
秩父
(
ちち ぶ
)
の
鼓
(
つづみ
)
幕
(
ばく
)
中
(
ちゅう
)
酒
(
さけ
)
を
挙
(
あ
)
げて
汝
(
なんじ
)
の
舞
(
まい
)
を
観
(
み
)
る
賎
(
しず
)
や
賎
(
しず
)
賎
(
しず
)
のおだまき くり
返
(
かえ
)
し
昔
(
むかし
)
を
今
(
いま
)
に なすよしもがな
一
(
いつ
)
尺
(
しゃく
)
の
布
(
ぬの
)
猶
(
な
)
お
縫
(
ぬ
)
う
可
(
べ
)
し
況
(
いわ
)
んや
此
(
こ
)
の
繰
(
そう
)
車
(
しゃ
)
百
(
ひゃく
)
尺
(
しゃく
)
の
縷
(
いと
)
をや
吉
(
よし
)
野
(
の
)
山
(
やま
)
峰
(
みね
)
の
白
(
しら
)
雪
(
ゆき
)
ふみわけて
入
(
い
)
りにし
人
(
ひと
)
の
跡
(
あと
)
ぞ
恋
(
こい
)
しき
回
(
かい
)
波
(
は
)
回
(
かえ
)
さず
阿
(
あ
)
哥
(
か
)
の
心
(
こころ
)
南
(
なん
)
山
(
ざん
)
の
雪
(
ゆき
)
終古
(
とこしなえ
)
に
深
(
ふか
)
し