続 吟 剣 詩 舞 漢 詩 集


 
辞 世
佐川 官兵衛
君がため

  都の空を 打ち出でて

    阿蘇山麗の 身はつゆとなる

君がため

  都の空を 打ち出でて

    阿蘇山麗の 身はつゆとなる
 


四 十 七 士
大塩 中斎
臥薪嘗胆幾辛酸

一夜剣光雪に映じて寒し

四十七碑猶主を護る

慄然冷殺す奸臣の肝