続 吟 剣 詩 舞 漢 詩 集


 


し ず の お だ ま き
静 御 前
しずやしず

  しずのおだまき くり帰し

    昔を今に なすよしもがな

しずやしず

  しずのおだまき くり帰し

    昔を今に なすよしもがな
新 鶯
頼 春水
谷を出づる新鶯聴いて始めて奇なり

喬に還って汝誰に向かって期せんと欲す

好音たとい凡禽に妬まるとも

嬌舌俗耳の嬉びをなすをやめよ