続 吟 剣 詩 舞 漢 詩 集


 
深 謀 遠 慮
深謀遠慮は秘をもってよし

敵を欺冒するにまず味方を欺く

行く者は日々に去って留め難し

今に伝とう赤穂大忠臣蔵


四 十 七 士 を 詠 ず
坂井 虎山
若し 此の事無からしめば

臣節 何に由ってか立たん

若し 常に此の事有らば

終に将に 王法無からんとす

王法は 廃すべからず

臣節は 已むべからず

茫茫たる天地 古今の間

此の事独り許す 赤城の士
松 下 村 塾
徳富 蘇峰
柱頭歴歴たり刀痕を見る

想うに堪えたり当年国士の魂

花は落つ東光寺畔の路

松陰天子書を読むの村