続 吟 剣 詩 舞 漢 詩 集


 
清 平 調 詩 (三)
李 白
名花傾国両つながら相歓ぶ

長えに得たり君王の笑いを帯びて看るを

解釈す春風無限の恨

沈香亭北欄干に倚る
 


清 平 調 詩 (二)
李 白
一枝の濃艶露香を凝らす

雲雨巫山枉げて斷腸

借問す官宮誰か似たるを得ん

可憐の飛燕新粧に倚る