続 吟 剣 詩 舞 漢 詩 集


 


雪 梅
方 岳
梅有りて雪無ければ精~ならず

雪有りて詩無ければ人を俗了す

薄暮詩成って天又雪ふる

梅と併せ作す十分の春
絶 句
杜 甫
江碧にして鳥逾白く

山青くして花燃えんと欲す

今春看すみす又過ぐ

何れの日か是れ歸年ならん