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笠
山
兀
として 天
歩
艱
む
南木
の下
帝
座
安
し
天皇
賢
を思
いたもうて 賢未
だ得
ず
忠
臣
君
を恋
うて 君
識
りたまわず
何
ぞ知
らん 君臣
忠
誠
の感
一
夜
夢
となりて 帝側
に 在
り
想
い見
る 山
を望
み 鞭
を揚
げ来
り 此
に謁
す
山木
風
動
いて 気
色
を 生
ず
天顔
喜
びを含
んで 面
り 勅
を傳
えたもう
仰
瞻
進
み拝
して 涙
先
ず拭
う
跪
いて言
う 君
臣
に許
したもう 臣
豈
許
さざらんや
臣
死
せざれば 君
何
ぞ 賊
を殕
さざるを 憂
えんや
智
を以
って勇
を制
せば 与
し易
きのみ
必
勝
の 妙
算
は 臣
の臆
に存
す
大計
已
に定
まる立談
の間
回天
一
に頼
る 乃公
の力
嗚
呼
竜
雲
感會
長
えに 此
の山
の 如
し
南山
の翆
豈
再
び攀
じんや
嗚
呼
噫
?
南山
の駕
豈
終
に 還
らざらんや |
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