母
を送
る路
上
の短
歌
頼 山陽 |
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東
風
に母
を迎
えて来
たり
北
風
に母
を送
って還
る
来
る時
は芳
菲
の路
忽
ち霜
雪
の寒
さと為
る
鶏
を聞
いては即
ち足
を裹
み
輿
に侍
しては足
槃
跚
たり
児
は足
の疲
れたるを言
わず
唯
母
の輿
の安
きをを計
る
母
に一
杯
を献
じて児
も亦
飲
む
初
陽
店
に満
ちて霜
已
に乾
く
五
十
の児
に七
十
の母
有
り
此
の福
人
間
得
ること応
に難
かるべし
南
去
北
来
人
織
るが如
きも
誰
人
か我
が児
母
の歓
びに如
かんや |
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