第二十一回 関西クラウン吟詠家
ジ ョ イ ン ト リ サ イ タ ル
平成十九年八月二十六日 (日) 於:尼崎アルカイックホール 
主催:日本クラウウン関西吟友会
後援:日本クラウン株式会社





(ツル見 忠良)
吟:伏尾 琵城・西野 嬢山・赤松 翔景・塩月 水赫
風はぼくのこころに

   静けさの穴をおいてゆく

その穴をさかのぼってゆくと

   銀鉱石の空がころがっている

身をおどらせようとしている

   風はそらからはなれたがっている

死んだら風は土になるのではなく

   光になるのでもなく

かゆいかゆい かさぶたのような

   ぼくら人間のことばになるのだそうです
千 の 風 に な っ て
(訳詩 作曲 新井 満)
歌:出演者全員
私のお墓の前で 泣かないでください

そこに私はいません 眠ってなんかいません

千の風に 千の風になって

あの大きな空を 吹きわたっています


秋には光になって 畑にふりそそぐ

冬はダイヤのように きらめく雪になる

朝は鳥になって あなたを目覚めさせる

夜は星になって あなたを見守る


私のお墓の前で 泣かないでください

そこに私はいません 死んでなんかいません

千の風に 千の風になって

あの大きな空を 吹きわたっています


あの大きな空を 吹きわたっています
Finale